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無
染
院
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神仏顕現 京都 無染院について
「祈り」という古くからの営みが
一人ひとりを幸せに導かない単なる「気休めの行為」だとしたら
そこには、いったい何の意味があるのだろうか?
神仏が顕現しない祈りなど意味がなく
時間の無駄である
これが私たちの結論です
様々な祈りが地球上にはひしめいているが
しかし
神という言靈も仏という言靈も
もはや汚されきっているのであり
うさん臭さの塊のような音の響きに感じられる
これが世間大半の認識であり
私たちの見解です
そうであるからこそ
私たちは立ち上がる
汚されきった
神や仏という響き
大衆の観念に
本来の神仏の御働き(御業)を齎そうではないか
その威力を地上に降臨させ
真なる神仏の威力をお伝えしていく
「無染」とは
密教経典で最も重要な経典の一つ「般若理趣経」の啓請句からの引用で
「無染無着真理趣」
これは、蓮華が泥中でも汚されることが無く見事な大輪を生じるが如く
悪にも善にも苦にも楽にも偏り過ぎることなく、
魂の躍動を以て生命を全うしていくところに「真が在る」ことを表す言葉です
神仏の御働き(御業)を地上に降ろし
魔の変容を誘う
冥顕みょうけん(観えざる世界と観える世界)の狭間に立ち
弘法大師空海伝承の古来秘法ならびに神仏和合の叡智を以て、
その靈威を一人ひとりに受け取って頂き
幸せなる生き様の連鎖を創り出して参ります
祈りを以て公には地球上に生じている悪因縁を断ちながら世界平和を促し
私的には一人ひとりの命の躍動を誘います
神仏顕現とは
一人ひとりにおける内側の目覚め
また
祈り・言葉・行動の一致によって顕れる出る生命の威力である
私たち・そして皆様の本領と
神仏の靈威が日々重なっていきますように
合掌
本間義幸
院紋

命名
〜佐久那太理早川流れに麻の葉〜
意味
天津太祝詞事
そして
大麻を振る祓い清めの作法によって
邪氣を消滅させ
その
罪穢れを祓い清めた大麻を
瀬織津姫・水流ことわりの御力を以って大海原にお運び頂き(大祓詞より)
人々の因縁や業が消滅
後に
一切円満となることを現した院紋となります。
水に流すという
伝統的な神道作法や哲学・呪術によって
本筋的な許しが各々生じ
この世から理不尽
そして悪業・鬼業が
消え失せていくよう祈りを込め
当院院紋としてデザイン致しました。
社紋・家紋・院紋など
オリジナルの紋を
作成したい方はご相談下さい。

無染院開院奉告文之事
謹み敬って真言教主大日如来、両部界会諸尊聖衆、日本国中大小神祇、殊には本尊聖者五大明王、三国伝燈諸大阿闍梨耶、総じては尽空法界一切の三宝に白して言さく。
夫れ惟れば、日本国に仏教伝来以来、古来の日本の神々と仏教の仏菩薩は互いに補力し、明治の初頭まで一千有余年もの間、神道、仏教合い重なり、国家と諸人に安心を与えてこられしもの也。
今爰に、神仏習合の祈りを復古すべく、また祓戸大神の神威と大麻の秘宝、並に鎮護国家本尊五大明王を主尊とし、「神仏顕現 京都 無染院」を平安時空より靈験あらたかな神泉苑の靈域に開院し、神呪を唱えて供養し奉り、院門繁栄、衆生済度、抜苦与楽、大願成就に尽力せんことを誓う。
仰ぎ願わくは本尊聖者、哀愍納受したもうて、末資が無二の浄心を知見して、大悲の加護を垂れたまわんことを。
依って金磬を鳴らして乞い願うところ
一、本尊界会 神仏威力 倍増法楽の奉為に
一、三世覚満十方賢聖 浄仏国土 成就衆生の奉為に
一、三国伝燈諸大阿闍梨耶 先師尊靈 普賢行願 皆令満足の奉為に
一、一天四海 風雨順時 五穀豊穣 世界平和 萬民豊楽の為に
一、院内安全 諸人快楽 乃至法界 平等利益の為に
右唱え挙ぐる所如件。
維持令和三年十月二十八日
敬白